教授プロフィール

マグダレーナ・リサク (カトヴィツェ音楽院准教授)

Magdalena Lisak

カトヴィツェ(ポーランド)の音楽一家に生まれる。若年の頃から数々の国内外のコンクールで優勝し、1992年には国際シマノフスキ・コンクール(ウッチ県、ポーランド)において優勝すると共にシマノフスキ最優秀演奏家としての賞を授与された。
1994年シマノフスキ音楽学校(カトヴィツェ音楽院)をアンジェィ・ヤシンスキ門下生として首席で卒業。同年のゲーザ・アンダ国際ピアノ・コンクール(チューリッヒ)では準決勝に出場。その後、奨学金を得てチューリッヒ音楽院及びバーゼル音楽大学にて、研磨を積む。1996年~1998年にかけてはバーゼルにてクリスティアン・ツィマーマンに師事し、またヴィトル・メルジャーノフ、レオン・フライシャーのマスター・クラスを修了する。
1995年、第13回ショパン国際ピアノ・コンクール(ワルシャワ)にて受賞後、人見記念講堂(昭和女子大学)、シュタット・カジノ(スイス)、ナショナル・フィルハーモニー(ポーランド)、ルドルフィヌム音楽公会堂(プラハ)など世界各国の有名ホールにてコンサートを行う。ポーランド、スイス、ドイツのラジオ局やTV局に向けて録音も行っており、1996年にはDUX社よりショパン作品集をリリースした。

現在、ソロ、コンチェルト、室内楽等のコンサートをヨーロッパ諸国及び日本、カナダ、中国、アメリカ等で行っており、レパートリーはバロック音楽から20世紀の現代音楽までと幅広い。シレジア音楽協会を創立、会長を務めながら数々な芸術活動を行っている。2008年にカトヴィツェ音楽院にて博士号を取得し、同校にて准教授を務めている。

ピオトル・バナシク(カトヴィツェ音楽院准教授)

Piotr Banasik

ピオトル・バナシクは、アンジェイ・ヤシンスキ教授クラスの門下生として2006年にカトヴィツェ カロル・シマノフスキ音楽院を優秀な成績で卒業。2015年にはPhDを取得し、母校にて准教授のポストを得る。これまでにマスタークラスにおいてヴェラ・ゴルノスタエヴァ、アレクセイ・オルロヴェツキ、ダン・タイ・ソン、アレクシス・ワイセンベルク、アリエ・ヴァルディ、クリスチャン・ツィメルマンなどのアーティストの指導を受ける。

ポーランド国内外のコンクールや音楽祭で数々の賞を受賞しており、第48回マリア・カナルスコンクール(バルセロナ)メダル受賞、2002年若い音楽家のための音楽祭(グダンスク)一位、パルナッソス国際ピアノコンクール(モンテレイ、メキシコ)グランプリ、2003年ショパンピアノアーティスティックスカラシップコンクール(ワルシャワ)一位のほか、第36回ポーランドピアノ音楽祭(スウプスク)で表彰、2005年10月には第15回ショパンコンクール(ワルシャワ)ではthe best participant who did not qualify to the final roundを含む特別賞を受賞した。2009年リスト国際ピアノコンクール(ヴロツワフ)、2012年ナショナルショパンピアノコンクール(ワルシャワ)でも受賞している。またポーランド文化庁から奨学金も得た。

1998年から、ヨーロッパ各地、メキシコ、アラブ首長国連邦、カナダ、米国、エチオピア、ブラジルで数多くのリサイタルを開き、また協奏曲のソリストとして活躍する。これまでにアグニェシュカ・ドゥチマル、ミロスワフ・ヤツェク・ブラシュチック、トマシュ・ブガイ、ウカシュ・ボロヴィチ、シモン・ビヴァレツ、マッシミリアーノ・カルディ、スラヴォミール・シュルザノスキー、オズバルド・フェレイラ、ピオトル・ガイェヴスキ、トマシュ・ゴルカ、ミェチスワフ・グラボフスキ、ズビグニェフ・グラツァ、イェジ・コセック、アレクサンダー・リープライヒ、イェジ・マクシミウク、イェジ・スヴォボダ、マルチン・ナウェンチ=ニエショウォフスキ、ジョン・ネシュリング、ジグムント・リヒェルト、イェジ・サルヴォロフスキ、タデウシュ・ストゥルガワ、ジャン=ピエール・ヴァレーズ、タデウシュ・ヴォイチェホフスキなどの著名な指揮者の指揮の下、ポーランド国立放送交響楽団、ポーランド放送アマデウス室内管弦楽団、シンフォニエッタ・クラコヴィア、フォークハイマー・カンマーオーケストラ(ドイツ), グアナファト交響楽団(メキシコ), フランス国立ロワール管弦楽団(フランス)、パラナ交響楽団(ブラジル), パデレフスキ交響楽団 (米国)、 そのほかポーランド国内多数の交響楽団と共演。

ポーランドラジオ放送でポーランド国立放送交響楽団、ポーランド放送アマデウス室内管弦楽団との共演を、メキシコラジオ放送でグアナファト交響楽団とのショパン協奏曲第1番を録音している。2001年にはカロル・シマノフスキユースシンフォニーオーケストラとベートーヴェン協奏曲第3番で共演。弾き振りし、録音した。その2年後には同曲をポーランド国立放送交響楽団と録音した。2014年には同オーケストラとアレクサンデル・クリコフスキのピアノコンチェルト第2番を録音した。2019年にはミェチスワフ・カルウォーヴィチのピアノ全曲集を録音したデビューソロアルバムがDUX レコーディングよりリリースされた。

これまでに、the 22nd Septembre Musical de l’Orne (フランス、2004), ドゥシニキ・ズドゥルイ国際ショパンフェスティバル(2005, 2012), スウプスクのポーランドピアノ音楽祭、 Oficina de Music de Curitiba Festival (ブラジル、2011, 2012)、 アレクシス・ワイセンベルクピアノ音楽祭(スイス、2007) 、アラブ首長国連邦のthe 8th Music Festivalなどの名高い国際音楽祭で演奏している。

演奏活動の傍ら、後進の指導も熱心に行っており、カロル・シマノフスキ音楽院で准教授を務めるほか、カトヴィツェのMieczysław Karłowicz Primary and Secondary State Music Schoolでは鍵盤楽器学科長を務める。

2018年からポーランドカトヴィツェカロル・シマノフスキ音楽院で毎年行われている国際ピアノマスタークラスの芸術監督を務める。

シュチェパン・コンチャル(カトヴィツェ音楽院講師)

Szczepan Kończal

1985年ポーランドのカトヴィツェに生まれる。カトヴィツェ音楽院(シマノフスキ音楽院)にてヴォイチェフ・シュヴィタワ教授と同じくヨゼフ・ストンペルに師事。卒業後現在までヴォイチェフ・シュヴィタワ教授のアシスタントを務めている。

第15回ショパン国際ピアノコンクール(2005年)のセミファイナリスト。その他国際コンクールの受賞歴は、トビリシ(2009年)3位、プレトリア(2008年)6位、リスボンのヴィアナ・ダ・モッタ(2007年)5位、ミラノ(2010年)1位、ラウリニャノ(2011年)1位、ティミショアラ(2011年)1位、フラスカーティ(2012年)1位、リッソーネ(2013年)1位、カラーリオ(2014年)1位、シビウ(2016年)2位、ヴェローナ(2012年)2位、ケリケリ(2012年)2位、カンピージョス(2009年)3位、オスロのグリーグ(2008年)2位、高崎(2001年)2位。タリン国際ピアノコンクール(2006年)ファイナリスト。ポーランド国内ショパンコンクールでは3度受賞している。

ノアン、ドゥシュニキ、ナショナルフィルハーモニックホールでのショパンフェスティバルを始め、ワルシャワ、スウプスク、ウッチなど他のポーランド国内のフェスティバルや、クレサーレ、オエイラス、ロカルノ、ミラノ、イスタンブール、トビリシなど海外でも演奏活動を行っている。また、シンフォニア・ヴァルソヴィア、ポーランド国立放送交響楽団、エストニア国立交響楽団、トルコのプレシデンシャルシンフォニーオーケストラ、グルベンキアン管弦楽団などのオーケストラや、アントニ・ヴィト、タデウシュ・ストゥルガラ、マレク・ピヤロフスキ、イェジ・スヴォボダ、ミハウ・クラウザ、ミハウ・ドヴォジンスキ、アンドレス・ムストネン、アルヤン・ティエン、ペーター・チャバといった指揮者とも演奏している。

マスタークラスをダン・タイ・ソン、ピーター・ドノホー、ヴィクトル・メルジャーノフ、ベルナール・リンガイセン、リー・クム・シング、ジョン・ペリー、アンジェイ・ヤシンスキ、クシシュトフ・ヤブウォンスキ、クリスチャン・ツィメルマンと一緒に行った。ポーランド文化庁からは6度に渡り奨学金を受け、他にもポーランド首相、ポーランド子供基金、“Młoda Polska (ヤング・ポーランド)”賞から奨学金を受けた。

17のヨーロッパ諸国をはじめ、サウスアフリカ、エジプト、オーストラリア、ニュージーランド、ジョージア、キルギス、モンゴル、中国、日本、カナダなど様々な場所で活動している。