はじめに
ご覧いただきありがとうございます。この度第 27 回ショパン国際ピアノコンクール in ASIAにおいて副賞としてポーランドで行われたシマノフスキ音楽院の第 16 回マスタークラスに参加させていただきました。是非最後まで読んでいただければ幸いです。
いざカトヴィツェへ!
7 月 17 日に成田空港を出発し、ポーランドに着いたのは 7 月 18 日の午前 6 時でした。約14 時間のフライトで飛行機に乗りなれていない私には少しきつかったです。その後特急列車に乗りカトヴィツェへ向かいました。カトヴィツェに着いてからはマスタークラス中に過ごす寮のチェックインをしたのですが、少々てこずってしまい、焦っていた時、現地で長年勉強されている日本人や中国人の人に助けていただきとても感謝したのを覚えています。シマノフスキ音楽院はきれいな練習室や響きのいいホールがそろっていて音楽を勉強するにはとてもいい環境でした。また、そこの大学で出会った皆さんがとても優しい方でたくさん助けていただきました。また、素晴らしい音色が練習室のあちこちから聴こえてきてとても感動しました。

シマノフスキ音楽院
マスタークラスへ
そしてついに 19 日から一週間のマスタークラスがスタートしました。マスタークラスでは素晴らしい教授方のレッスンのほかに教授によるコンサート、講座、参加者によるコンサートが行われました。どれもとても刺激的でとても勉強になりました。レッスンでは私はピョートル・バナシク先生とフィリップ・ジュジアーノ先生に各 2 回ずつ、曲はスケルツォ、マズルカ、エチュードを見ていただきました。どちらの先生もとてもフレンドリーで英語が苦手な自分でも分かりやすいように教えてくださいました。また、ほかの受講者の方のレッスンも自由に聴講できたのでいろいろな先生のレッスンを聴講したのですがどの先生も拍感やメロディーライン、ハーモニーなどにすごく気を付けているなと感じました。自分自身のレッスンでも拍感を大切にするようにアドバイスを受けたので、もっと自分が気を付けている以上に意識しなければならないなと思いました。また、素晴らしい先生のすぐ隣で受けるレッスンは格別で音楽とはこんなに素晴らしいものなのか!と改めて感じさせてくれるようなレッスンで自分の音楽に対していろいろ考えるいい機会になりました。またマスタークラスの最終日には参加者コンサートに出演させていただく機会をくださり、ショパンのスケルツォ3番を演奏させていただきました。演奏後は同じ参加者の方や教授の方々ににお褒めの言葉をいただき、とてもうれしかったです。その参加者コンサートではバッハやモーツァルトからショパンやプロコフィエフなど様々な作曲家の曲を弾いている方がいて、とても刺激的な時間になりました。

現地のカメラマンの方に演奏している姿を撮っていただきました。ホールの中はとてもきれいなつくりになっていて響きすぎず音が素直に客席に届く素晴らしいホールでした。
カトヴィツェからワルシャワへ
25 日にマスタークラスを終え、26 日にワルシャワへ戻り、帰りの飛行機まで少し観光することにしました。最初にワジェンキ公園へ向かい、日曜日のお昼に行われる野外コンサートを聴きに行きました。公園内はとても広く、すばらしい自然が広がっていて歩いていて心地よかったです。そして野外コンサートではたくさんのお客さんが聴きに来ておりポーランドの人とショパンとの距離の近さを感じました。

野外コンサートの様子

公園内では違う楽器の野外コンサートも行われていました。
次に向かったのはショパンの心臓が収められている聖十字架教会です。教会の中では一日に数回ミサが行われており、とても厳粛な空気を漂わせていました。ここに私がずっと勉強しているショパンの心臓が眠っていると考えると少し緊張してしまいました笑

ショパンの心臓が眠っている場所

教会のすぐ近くにあったショパンの曲が流れるベンチ。ノクターンやマズルカが流れていました

ショパン国際ピアノコンクールが開催されるワルシャワフィルハーモニーホールです!
最後に
今回のマスタークラスへの参加にあたって参加することが決まってから日本に帰ってくるまで様々な形で本当にたくさんの方々に助けていただきました。実際にポーランドへ行きたくさんのことを勉強させていただき今後の人生の選択の幅を広げさせてくれるとても有意義な旅になりました。このような機会を与えてくださったこと本当に感謝いたします。ご覧いただきありがとうございました。

